青洲の里スタッフブログNo.74

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青洲の里　2階すいせん・こすもす

こんにちは、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

まだまだ寒い日が続きますね！

こんにちは、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍をきっかけに、

入居者様にもっと楽しく食事をしていただきたいと

積極的にユニットを周り情報収集していました。

そんな中、すいせんユニットで過ごされている入居者様のお一人が

「そばを食べたい」とおっしゃられました。

普段はキザミ食の為、麺類は召し上がっていません。

数日後たまたま昼食がうどんでした。その入居者様に伺うと「うどんは食べん。そばがいい。」

飲み込み状態を確認したかったのですが、そばがいい、という強い希望でした。

そこで、管理栄養士が直接ご家族様に相談。

すると、快くそばの差し入れを承諾してくださいました。

ご自宅でもかけそばを好んで召し上がられていたそうです。

飲み込みのリハビリや、食事形態の指導等をしているＳＴ（言語聴覚士）に見守られ、

久しぶりのそばを食され…飲み込みは見事問題なし！

それから定期的にご家族様が、そばを届けてくださっています。

お鍋で出汁を温めると、ユニットに良い香りが広がります。

「そばはまだかー」と心待ちにしておられ、温かいそばをお出しすると、お箸ですすられ、いつもお汁まで飲み干されています。

心もおなかも満たされ満足された表情を見ると、私達スタッフも心が温まります。

食後、ご家族様に手紙を書いていただき、ご覧になったご家族様が涙を流しておられたと、相談員から聞きました。

改めてご家族様とのつながりが入居者様にとっても私達スタッフにとっても大切なのだと実感しました。

入居者様の希望すべてを叶えることはできませんが、

入居者様の笑顔が見たい！できることはしたい！

そのためには多職種との情報共有・連携が必要不可欠です。

青洲の里で良かったと入居者様、ご家族様から思っていただけるように、引き続き取り組んでいこうと思います。

ご家族様に写真の顔出しの了解得ています。